もう今年も残り僅かですね。
日本ではクリスマスといえばまだケーキのイメージが強いですが、フランスではやはりブッシュ・ド・ノエルが人気です。
12月のノエルに向けてフランスの人気メゾンがブッシュ・ド・ノエルを公開しているのでいくつかご紹介したいと思います!
まずは世界で最も注目を集めているパティシエ、Cédric Grolet セドリック・グロレ氏。
今回は3種類のブッシュを提供するとのことです!
まずこちらはPure Miel ブッシュ・ピュール・ミエルというブッシュ。
蜂蜜と花粉のムース、クルスティヤンとダコワーズ、レモンのジュレとコンポート、ラベンダーのネクター、花粉のジュレという構成になっているそう。
蜂蜜やレモンの甘みと酸味、そこにラベンダーの香り、どんな味か気になります!
続いて2つめ。
こちらはPure Chocolat ピュール・ショコラというブッシュ。
Alain Ducasse アラン・デュカス氏が手がけるLe Chocolat Alain Ducasse Manufactureのチョコレートを使ったブッシュで、プラリネやカカオニブ、フルール・ド・セル、キャラメル・ショコラと小麦粉不使用のビスキュイ、カカオのジュレとチョコレートのムース、表面にはペルー産カカオニブがコーティングされています。
こちらはチョコレートの風味を全面に押し出したしっかりした風味のブッシュのようですね。
そして3つめはこちら。
こちらはPure Coco ピュール・ココというブッシュです。
中にはカリカリのココナッツのプラリネ、ココナッツパウダーを含んだ柔らかいダコワーズ、レモンと山椒のジュレ、ココナッツ・プラリネのクリーム、フレッシュ・ココナッツのジュレ、ココナッツとマスカルポーネのムース、ココナッツ・ミルクのスプリンクルという構成になっているそう。
こちらはふんわりとした甘みにプラリネの食感、レモンと山椒のアクセントといった感じなのでしょうか。食べてみたいですね。
続いてはl’Hôtel de Crillon オテル・ド・クリヨンのシェフ・パティシエであるMatthieu Carlin マチュー・カルラン氏によるブッシュ。
こちらはLa Forêt Noire Enchantée ラ・フォレ・ノワール・アンシャンテというブッシュ。
童話をイメージしたブッシュの中にはアーモンドとチョコレートのビスキュイ、マスカルポーネとヴァニラのムース、マダガスカル産チョコレートのクリーム、ローストアーモンドのグリオットのコンポートという構成。
フォレ・ノワールというクラシックなケーキをテーマにしたブッシュですね。
間違いなく美味しいブッシュになっています。
続いてはこちら。
五つ星ホテルであるHôtel Burgundy Paris 5 ホテル・バーガンディ・パリのシェフ・パティシエ、Pascal Hainigue パスカル・アイニグ氏によるブッシュ。
珍しい見た目のブッシュですが、自然や季節、生き物への敬意を表しているそうです。
中には有名蜂蜜ブランドのHédène PARIS エデーヌ・パリの蜂蜜と蜜柑のムース、レモンと蜜柑のビスキュイ、キャラメルのクリームとソバとノワゼットのクロッカン、ソバハチミツの生地という構成です。
うっとりと甘い香りがしそうなブッシュですね。
紅茶との相性も良さそうです。
どのブッシュ・ド・ノエルも個性的で美味しそうですね。
日本では食べれないのが残念です。
また他のメゾンのものもご紹介していきたいと思います!
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