堂島にあるANAクラウンプラザホテル内のレストラン、メゾン・タテル・ヨシノ様に食事に伺ってきました!
フランス料理界の巨匠、吉野建氏が手がけるフレンチレストランで先日発表されたミシュランガイド京都・大阪+岡山2021でもミシュラン一つ星を獲得しておりこれで4年連一つ星となります。おめでとうございます!
お邪魔した時の料理はミシュラン獲得記念メニューとなっていました。
それではご紹介していきたいと思います。
まずはアペリティフです。
グジェール、サーモンのタルタル、牛タンとフォアグラのミルフイユの3種類。
どのアペリティフもシャンパーニュとよく合います。
ちなみにこちらがメニュー内容。
続いてはアミューズ。
冷製のボルシチ。
こちらは吉野建氏のスペシャリテの一つですね。ロシアを代表する料理の一つボルシチを再構築したものです。
中にはビーツと玉ねぎのムース、コンソメのジュレや牛肉のリエットなどが入っています。ビーツの優しい土のニュアンスや玉ねぎの香り、コンソメや牛肉の旨味がバランス良い一品です。
続いてはスープ。
シャテーニュ栗のスープ カプチーノ仕立て
カプチーノになっているのでふんわりと軽いながらも栗とトリュフが香る芳醇な味わいです。
続いて前菜。
2名で伺ったのでそれぞれ違う料理でお願いしました。
こちらが季節の野菜 モネの庭園をイメージして
40種類の野菜が一皿に盛り込まれています。一つ一つの野菜のポテンシャルや特性を活かした料理です。
もう一つが人参をまとったフォアグラのフォンダン。
濃厚なフォアグラのテリーヌを甘めの人参が包みこんでいます。テリーヌにはトリュフも入っているのか、非常に官能的な味わいでした。
こちらに合わせていただいたワインがMarcel Deiss マルセル・ダイスのピノ・グリ。濃密な香りとふくよかな甘み、かすかな酸味がフォアグラのフォンダンと調和します。
パンは3種類。
ハード系2種類と少し柔らかめのパンが1種類です。
どのパンも美味しかったのですが、すでにお腹がいっぱいになる予感がしていたので控えめにいただきました。
続いては魚料理。
軽くスモークしたサーモンミキュイ "ステラマリス風"
燻製も香りもするのですがスモークサーモンとは全く違う、ねっとりとしながらもほぐれていく不思議な食感。付け合わせのトマトのマーマレードやじゃがいものパンケーキもサーモンの旨味や甘みを引き立てます。
ワインはバンドールのロゼ。
Chateau de PIBARNON シャトー・ド・ピバルノンのもので、いきいきとした酸味とハーブを思わせるフレッシュさがいい感じです。
メインは銀鴨のロースト。
付け合わせに蕪のピューレや落花生が添えられています。
これは間違いない組み合わせですね。鴨の火入れも自分好み。
付け合わせの落花生も美味しい。コリコリというかシャクシャクというか、なんとも言えない食感。どうやって調理しているか気になります。
ワインはDomaine la Barroche ドメーヌ・ラ・バロッシュのシャトー・ヌフ・デュ・パプ。パワフルで繊細という表現がしっくりくるワインで鴨とカシスのソースとの相性も素晴らしい。
デザートはプラリネクリームとトンカフェのアイスクリーム。
しっかりとした苦みと甘み、ナッツの香ばしさと食感が組み合わさったデザートで、見た目も華やかです。
小菓子にはマヌレやマカロン、フィナンシェが出てきました。
ミシュラン獲得記念メニューということもあり、吉野建氏を象徴する料理の数々をいただくことができました。どの料理も芯の通った素晴らしいものでした。
ごちそうさまでした!
またお伺いいたします!
メゾン・タテル・ヨシノ
〒530-0004
大阪府大阪市北区堂島浜1-3-1
ANAクラウンプラザホテル大阪 2階
06-6347-1128
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