毎年開催されるパテ・クルート世界大会に先立ち、日本代表を決める選考会が行われます!
募集要項が発表されていたのでこちらで紹介したいと思います。
フランス料理の伝統であり、高い技術とセンスが要求されるパテ・クルート。
2009年よりChampionnat du Monde de Pâté-Croûtによってパテ。クルートの世界大会が開催されており、世界中のシェフ達が腕を競い合っています。
その世界大会の出場権をかけたアジア大会が2019年10月2日に開催されます。
アジア大会に出場できるのは書類選考の予選を通過した僅か12名。
提出する書類は作り方の他、日本語とフランス語書かれた材料表、全体とカット1枚を皿盛りにしたカラー写真などなっています。
審査対象はクルート、ジュレ、ファルスの3点となっており、皿盛りに関しても盛り付けは自由ですが、その盛り付け自体の美しさは審査対象外となっています。
パテ・クルートの質の高さのみでの評価される、非常に厳しい審査が行われます。
より詳しい情報については日本シャルキュトリ協会のホームページに記載があるのでそちらをご覧下さい!
因みに去年の優勝者はジュネーヴの近く、スイスとの国境に位置するフランスのディヴォンヌ・レ・バンにあるトレトゥール So Good Traiteurのシェフ、Daniel Gobet ダニエル・ゴベ氏。
ブレス鶏、バルバリー種の鴨、ランド産フォアグラ、セップ茸、リ・ド・ヴォーとそのジュレといった構成で見事優勝に輝きました。
第2位には日本の品川プリンスホテルで働く時田啓一氏がランクインしました!
構成としては豚の肩肉や喉肉、鴨の腿肉、鹿の腿肉、フォアグラ、キャトル・エピス、トランペット・ド・ラ・モー、ジロール茸、コニャック、白ポルトという複雑なものになっています。
第3位にはパリの老舗シャルキュトリである、MAISON VEROT メゾン・ヴェロのOlivier Horville オリヴィエ・オーヴィルが名を連ねています。
多くの料理人が魅力を感じるパテ・クルートだからこそここまで注目されるのではないでしょうか。
過去に他の日本人も非常に素晴らしい成績を残されています。
自分の腕を試すという意味でも、さらなる高みを目指すという意味でもぜひ挑戦されてみては如何でしょうか?
参加申し込みは7月8日まで、書類提出は7月12日までとなっているのでご注意下さい!
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