今回ご紹介するのは渡辺 雄一郎氏による書籍、《ナベノイズム 渡辺雄一郎のフランス料理》です!
今やテレビでもよく見かけるほどの有名人でもある渡辺 雄一郎氏。
キャリアとしては大阪あべの辻調理専門学校を卒業し、同校フランス校シャトー・ド・レクレールに進学されます。
その後サントリーと辻調理専門学校がコラボして立ち上げたル・マエストロ・ポール・ボキューズ・トーキョーやリヨンのLa Terrasse ラ・テラス、タイユバン・ロブションなどで腕を磨きます。
Joel Robuchon ジョエル・ロブションでは15年に渡り三ツ星を獲得するという偉業を成し遂げ、2016年に自身のレストランNabeno-Ism ナベノイズムをオープンされました。
書籍の中でも料理がおいしいのは当たり前でその土地や店の雰囲気、ストーリーなど全てを包括して楽しんでいただくプロデューサーとしても一面も大切だと言及されており、そのために渡辺氏がどこに気をかけているのかも解説されています。
アミューズ、八寸盆に盛られた前菜、季節の温冷前菜、フォワグラ、魚料理、肉料理、デザート、ミニャルディーズとレシピが掲載されていますが、何よりその料理に対する渡辺氏の思い入れの部分に引き込まれてしまいます。
料理以外にもコラムとして料理の哲学やチーム、人々とのつながりなど渡辺 雄一郎氏が何を大切にしているかが分かる、32年の集大成というのに相応しい1冊です!
ぜひご覧ください!
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