10月6日に料理通信の2020年12月号が発売されました。
今回のテーマは"これからの習慣にしたい 山グルメ、庭グルメ"となっています!
COVIDの影響で生活スタイルの変更を余儀なくされている今、食に対する意識も変化してきているのではないでしょうか。
レストランで美味しいものを食べたいと思う一方で自粛しないといけないという思いもあり、テイクアウトをされる方も増えています。また、それに対応できるようにテイクアウトを始めるお店も増えてきました。
今回の料理通信で提案しているのは密を気にせず楽しむことができる山グルメ、庭グルメです。
目次は以下の通りとなっています!
【巻頭特集】山グルメ、庭グルメ
同じ料理でも、屋内で食べる味とまったく違って感じられるのが
山グルメ、庭グルメの魅力です。
外の空気が最高のソースになることはもちろんですが、
様々な制約が調理をシンプル、かつ原点回帰させ、
食材そのものの味に近づけてくれていることも、感動の裏にはありそうです。
またプロ、アマ双方で、火をおこして料理するという行為が注目を集めている点も、
アウトドアクッキングの人気拡大を促進しています。
コロナ禍を受け、戸外での飲食をイベントという形だけでなく、
日々の習慣として取り入れたいと考える人が益々増えていきそうです。
新たな時代に、アウトドアな食時間を豊かにするヒントを
シェフたちと共に考えてみたいと思います。
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目次
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■これからの習慣にしたい<山グルメ、庭グルメ>
■シェフが実践している 山グルメ、庭グルメ
東京・調布「マルタ」石松一樹、
銀座「ファロ」・ローマ「ビストロ64」能田耕太郎
■森枝流「即席・庭キッチン」のススメ
渋谷「Chompoo」森枝幹
■愛用ギアで楽しむアウトドアクッキング
「オルガン」「ウグイス」紺野真×野外料理研究家・ベアーズ島田キャンプ
■家でも、外でも作りたい<新アウトドアレシピ集>
・タコとアボカドのサラダ
──東京・代々木公園「アヒルストア」
・フラワートルティーヤ
─東京・三軒茶屋「ロス・タコス・アスーレス」
・真鯛の瞬間燻製カルパッチョ
──東京・銀座「炭火屋るぷりん」
・豪快キーマカレー
──東京・渋谷「エリックサウス マサラダイナー」
・バン・チャン・ヌン
──千葉・松戸「オーセンティック」
・グリルドチーズサンド
──東京・広尾「ハッピーアワー」
・鶏ムネ肉のブロシェット、鶏モモ肉の蒸し煮
──東京・東北沢「エンリケ・マルエコス」
■[column]日常に取り入れたい、アウトドアな食時間
・コロナ禍が生んだ、屋外グルメの新星「鳥幸」
・天日でのんびり、自家製タイムを「溢彩流香」
・“チェアリング”のススメ飲酒ユニット「酒の穴」
■“オリーブ牛”で作るプレミアムコンビーフ
──東京・銀座「マルディグラ」
■山グルメの達人に教わる<アウトドアを快適にする道具・食材・テクニック>
──蓮池陽子
■家で楽しむ“スローBBQ”のススメ
──東京・田原町「釜浅商店」
■備長炭でプロはこう焼く<塊肉の炭火焼>
──東京・青山一丁目「The Burn」
■ベイクと楽しむ アメリカンBBQ入門
──東京・麻布十番「ハドソンマーケットベーカーズ」
■世界の山グルメ、庭グルメ――海外を手本にして脱・マンネリ!
■家飲みから屋外まで拡大中! ノンアルカクテル最前線
Part1)ノンアルボトルを使いこなす
── 「Low-Non-Bar」宮澤栄治、高橋弘晃
Part2) サプライズな味づくりに挑戦
──「The SGClub」永峯侑弥
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【第2特集】
未来のレストランへ vol.3
~ それでも前に進む、原動力。 ~
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酒席の自粛要請、日常となった表情が伝わらないマスクの着用、
空間を阻むアクリルパーテーション、人と人の距離をおくソーシャルディスタンス。
「一時的と思えた危機は、どうやら続くらしい――」。
無我夢中にウイルスに応戦していた時は過ぎ、
ふと立ち止まって頭が冷えた頃、降りかかってきたのは、
料理人、飲食店としての根源的なあり方、
求められる真の役割を考えた上で、どう新しいスタイルに舵を切るのかを問うという、
さらなる難題でした。
ウイルス、自然災害、経済の停滞・・・、
どんな苦境に面しても、立ち止まらず歩みを止めず、前に進む力はどこから湧き出るのか。
コロナを経てもなおも逞しく歩みを進める
5軒の「これまで」と「これから」を紹介します。
01)多角経営で、続けられるガストロノミーへ
──東京・表参道「エラン」
02)個人で取り組む、“小さな循環”
──東京・西麻布「エルバ ダ ナカヒガシ」
03)チームを組んで、街と暮らしを豊かにする
──神奈川・鎌倉「祖餐」
[column]「コンヴィヴィオ」流・ミールキット“コンヴィバーガーキット”ができるまで
──東京・北参道「コンヴィヴィオ」
04)自分の舌と足で見つけた食材を、食べ手へつなぐ
──フランス・パリ「エチュード」
05)レストランは楽しい、を次世代へ伝える
──東京・目黒「Kabi」
[column]「ラ・トラットリアッチャ」河合鉄兵シェフのフードトラック奮闘記
──東京・広尾「ラ・トラットリアッチャ」
Fujisanより引用
外での調理という制約がかえって食材の本来の味を楽しむことができる、と語られています。
確かに外では必然的に火を使った調理が中心となり、難しい調理はできません。
しかしスペインのETXEBARRI エチェバリやスウェーデンのEkstedt エクステドなど熾火などを用いた人気ガストロノミーも存在しているので、そのポテンシャルは計り知れないのではないでしょうか。
今号ではもう一つの特集、"未来のレストランへ vol.3 それでも前に進む、原動力"としてこのコロナ禍の中、多大な影響を受けているレストランがいかにしてこの危機を乗り越えるのか、そのアイデアや思いが記されています。
苦境をチャンスに変えるアイデアや、大変ながらも毎日を楽しむためのアイデアが詰まった1冊になっています!
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